五感で感じる直接体験「感性を豊かに」

人間は、「五感」という5つのセンサーを使って自分の外側を知り、脳で計算し、反応する、この繰り返しを行なっています。その繰り返しの中で、認識が生まれ、感覚が養われ、考えが生まれていきます。
現代社会では視覚・聴覚ばかりを頼りに過ごしがちですが、自然に近い子ども達は、その他の感覚もいっぱい使って感じています。
自然の中でたくさん感じ、気づき、発見し、驚き、感動する、そして豊かな感性が育まれていきます。

生活の中の育ちを大切にします

「保育」という言葉には、「養護」と「教育」の両方が含まれています。私たちは、園で行う「保育」という日常の中に、心の安定や身体の健康を維持するだけでなく、一人ひとりの育ちや学びを保障していく役割を担っています。
幼児教育は、子どもの主体的な活動である「遊び」を通して行います。生活の中にある「やりたい」という気持ちを大切にし、そこから始まる活動を深めていきたいと思います。

子どもの想像や発想を大事にします

自分を受けとめ共感してくれる温かい人間関係の中で、子ども達は自分の思いや考えを素直に伝えたり表現したりします。子ども達の想像力やアイデアには本当に驚かされます。
保育室や特別な部屋に、特定の活動に特化して遊びこめるスペースを作り、自分で考えたことややってみたいことができる環境を整えます。

アトリエ

自分が感じたことを表現したり、思いついたことを試してみたりする場です。
「アート」は特別なものではありません。アーティストだけのものでもなく、それを好む人だけが楽しむものでもありません。感じた事、心が動いた事、そこから現れる事を意識的に捉える事だと考えています。 園におけるアートな活動は、主体的な「遊び」として満喫する活動です。上手に描くための技法を教えたり手指の器用さの発達を促したりする事を目的とした活動ではありません。 当園では、子どもが感じている事や考えている事に寄り添い、子どもの自由な表現を保障するとともに、必要に応じてさらに夢中になったり活動が展開していったりすることを援助していきます。そのような経験を通して、自分の感性の肯定(自己肯定感)、表現する楽しさ、工夫したり挑戦したりする力、自分で考えて行動する事、人に伝える楽しさの育ちにもつながります。

結果よりもプロセスを大切にします

保育者の定めたゴールに到達するために活動するのではなく、自分たちでアイデアをだしたり調整したりして活動を進めていきます。子ども達が主体となって継続的に展開していく保育を心がけています。その活動では、「何を行ったか」も大事でないわけではありませんが、それ以上に「どうやって行ったか」が大切になります。

「食」を通して学びます

「食」には様々な側面があります。「食べる」事は生活の基本である事、他の命をいただいて自分の命・健康を維持している事、食事という文化、身近な人と一緒に営む楽しい時間、多くの人のおかげでいただけるという事、野菜作りや料理などで自分も役に立てる事、などなど。
子どもの園生活に「食」があるように、定期的な全園児の自園調理を通して、食育を行っています。

月に1,2度は幼児も自園調理の給食です。その日は「みんなの台所」で、お米を研いだり野菜の皮をむいたり切ったりし、食に関する学びを深めます。(主に年長児)
自宅から持参したどんぶりや弁当箱等によそって食べます。食器は自分で洗って持ち帰ります。 時には、自分でにぎったおにぎりを持って、気持ちの良い園庭で食べたりもします。

園内の畑で子どもたちが作りたい野菜を作っています。
出来た野菜は調理室で調理してもらいます。

体を動かす楽しさをもっと

子どもは、遊びの中で思いのままに体を動かすことで心と体の両面が育っていきます。
特長ある園庭で自発的に活動する中で多様な体の使い方を体験し、身体が育っていきます。
また、週に一度は体操の講師による体操の時間を設けています。(年少~年長児)
大人になってからも体を動かす習慣を持ち、自ら健康な心身を維持するのを願っています。

園の特色

あかばねこども園らしさ
のご案内

1日の流れ

毎日楽しく
過ごしています

年間行事

季節・行事を
通して